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80代の女性で審美歯科(審美補綴)をされて雰囲気まで変わられた症例
もう開業して16年経ち、その頃
診療していて、一番やりがいを感じたのが、この症例でした。
当時、80代の女性でしたのですが、いわゆる開窓冠と呼ばれる
前歯の周りに金属がのぞき真ん中に歯の一部が出ている被せとかをされていて
お元気が無さそうでした。
通院されている娘さんから綺麗にしてほしいと言われて、
最小限見えるところを無理ないように審美補綴で綺麗にすることになりました。
右上前歯2本はメタルボンド、左上2本はラミネート・ベニア、
右下2、3、4番は連結メタルボンド、下の前歯4本をメタルボンドで治すことになりました。
費用は当時109万2000円(税込)でした。
治療期間は半年でした。
ラミネート・ベニアは薄くですが、削るのでしみるリスクがありました。
下の写真は初診時です。
上の写真が治療後です。
術後のチェックに来ていただいた時に、
診療室に入って来られた時、
顔を向けたら、、、
⁉️
初診時、うつむき加減で元気の無さそうだった方が、
鮮やかなグリーンのドレスと羽付きの帽子をかぶられて
凛として入って来られました。
この時、口元の見栄えは、見た目だけでなく心も変えるんだなと。
すごくやりがいを感じました。
審美だけでなく、心美も。
心美歯科を目指そうと考えました。