総入歯を安定させるためのインプラントオーバーデンチャーについて|ブログ|広島の胡町駅より徒歩1分、歯列矯正をはじめさまざまな治療を行なう南青山デンタルクリニック広島医院

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義歯

総入歯を安定させるためのインプラントオーバーデンチャーについて

年末になり、大体駆け込みで来られるのが痛む方と入れ歯の方です。

ですが、どちらも短期間では治りませんから、できるだけ早めに受診されることをオススメします。

今回は特に入れ歯の話、特に総義歯の方へのお話です。

入れ歯は歯槽骨、顎の骨の上に馬の鞍のように乗せて使うのですが、

バネをかける歯があるうちは良いのですが、歯が全くなくなり総義歯になると

骨の土手の高さがある方は、まだ吸着良く安定しますが、

骨が吸収して土手があまりなくなると総義歯も横すべりをおこし

傷がついて痛んだり、パカパカはずれたりします。

全身疾患があってインプラント手術ができない方や禁煙できない方は

難しいですが、インプラント手術が可能な方は下の方だと、

最低2本インプラントをうって、横すべりや、総義歯がはずれやすいのを治すことができます。

これがインプラントオーバーデンチャーと呼ばれるものです。

下の模型の写真のように前側左右に一本ずつ、二本インプラントを埋入します。

インプラントを埋入してから1.5〜3ヶ月待って、インプラントがくっついたら

入れ歯の型を取り、噛み合わせ、試適(場合により

1〜2回)、入れ歯の装着となります。

3〜6ヶ月くらいかかりますから

早めにされた方が良いです。

もっと短期でされる場合もありますが、

あまり急ぐと、せっかくのインプラントが抜けたりしますから

私は短期間でするのはオススメしません。

 

もちろん、つけた後も数回は調整が必要になります。

手術に耐えられる年齢のうちにされる方が良い結果になります。

 

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