持病と歯科治療の関係について|ブログ|広島の胡町駅より徒歩1分、歯列矯正をはじめさまざまな治療を行なう南青山デンタルクリニック広島医院

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持病と歯科治療の関係について

歯科医院を受診したときに、あなたの持病や定期的に服用している薬についての申告を求められたことはありませんか?

これらはとても重要なことで、それらを適切に伝えないと、歯科治療に予期せぬ影響を及ぼす可能性があります。
そこで、今回は持病と歯科治療の関係について考えてみましょう。

まず、持病が歯の健康に与える影響についてです。
糖尿病や心臓病などの疾患をお持ちの方は、口腔内の状態にも影響を及ぼすこともあります。

例えば、糖尿病患者は血糖値のコントロールが不十分な場合、歯周病が進行しやすくなってしまいます。

また、持病の治療や服薬が、歯科治療にも関わってくる可能性も考えなくてはいけません。抗凝固療法を受けている方は、歯の抜歯や手術時に出血が止まりにくくなる可能性があります。同様に、ステロイドや免疫抑制剤を服用している方は、歯科手術後の感染リスクが高まる可能性があります。

さらに、骨粗鬆症治療におけるビスホスホネート製剤の服用者は、抜歯などの歯科治療によって顎の骨が壊死するリスクがあることが知られています。

これらの持病や服用している薬の情報は、歯科医師が適切な治療計画を立案し、副作用を最小限に抑えるために必要です。そのため、関係なさそうだからと自己判断せず、正確に申告しなければなりません。
正確な情報提供が、安全かつ効果的な歯科治療のための第一歩となります。

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