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噛み合わせと姿勢について
噛み合わせと姿勢
毎日、診療していて思うのは噛み合わせと姿勢の関係です。
噛み合わせが姿勢をつくる場合もありますが、
逆に姿勢が噛み合わせをつくります。
噛み合わせを治したつもりでも、姿勢がきちんとしていない場合、安定しません。
噛み合わせと姿勢の関係のテストをしてみましょう。
姿勢をまっすぐにして歯を噛み合わせます。
そのまま、頭を前に傾けてください。
下顎が後ろにいくのがわかると思います。
逆に頭を後ろに傾けてください。
下顎が前に出るはずです。
今度は頭を前に傾けてまま、しっかり噛んで
頭を後ろに傾けてください。歯にかなり力がかかりませんか?逆にやってもなるはずです。
このように噛み合わせと姿勢は相関関係があります。
特に朝、首のこり、肩のこりがひどい方は
噛み合わせが悪い可能性があります。
食いしばりや歯ぎしりでなっている可能性が高いです。
食いしばりや歯ぎしりは、いろいろな原因からきているので、一概に言えませんが、
30年以上診療した中で経験上、
食いしばりがひどかった方が、矯正後に食いしばりが弱くなるか、なくなる場合はよくあります。
そういう症状がある方は、一度、
噛み合わせも診てもらえる歯科で相談されても
良いかもしれません。