インプラントはどのくらい持ちますか?
インプラントはどのくらい持ちますか?
インプラントについて、よく聞かれるのが、インプラントはどのくらい持ちますか?という質問です。
ケースバイケースなので、はっきりは言えませんが、
インプラントを埋入して一年グラグラしなければ、まず良好です。
その後、5年生存率とか言いますが、5年でもしっかりしていれば、かなり良好で10年以上持つことが多いです。
ただしメインテナンスを毎回ちゃんとしていればですが。
下の写真はインプラントの模型です。
インプラントを被せの1番良いものと思われている方もいらっしゃいますが、
インプラントとは歯がないところに埋める人工の歯根のことをさします。
前歯が割れて歯を抜いてインプラントにされた症例
下の写真の方は、歯が割れて抜いた後インプラントをされた方です。
まずは歯が抜けた後の状態です。
インプラントを埋入後、安定してからアバットメントという土台をいれた状態
下の写真はインプラントを入れて骨の造成もあったので、半年近く待ってから
アバットメントという土台を入れた状態です。
埋めた直後から安定するまでは部分入れ歯をいれたり、ダミーの歯を接着剤で両隣につけたりして
目立たないようにします。
アバットメントを入れて型取り、被せの装着
下の写真はアバットメントを入れて型取り、被せを入れた状態です。
被せが入るまではプラスチックの前歯の仮歯を仮付けします。
これで終了し、メンテナンスに入りました。
平成19年12月にインプラント埋入して
平成20年6月に被せが入りました。
期間は約7ヶ月、費用は367500円でした。
現在の費用は473000円かかります(令和5年時)
インプラント15年経過症例
これまで見た方は今年、春来られ、やはり歯茎の下がりもなく良好でした。
少なくとも、15年持つ方はいます。
メインテナンスきちんとされているので右前1番目の
インプラントは15年経過後も歯肉の下がりはありません。