かなり短期で歯並び治す必要があり審美矯正をされた症例
かなり短期で歯並び治す必要があり審美矯正を選択された症例
約15年前に、海外留学までに4ヶ月しかなく審美矯正を選択された症例。
この患者さんは留学するので12月までに歯並びを治したいと8月にご相談に来られました。
当時、18歳でしたし、審美矯正のデメリットもお伝えしましたが、
矯正は考えられない、審美矯正でとご本人と親御さんも考えられていたので、
ご理解いただいた上で審美矯正になりました。
前歯が少し前に出ているだけなら、矯正でもいけましたが、
八重歯はなかなかすぐには治りそうもないこと、ご本人も
海外で歯並び悪いのはNGとのことで踏み切りました。
下は初診時の写真です。
期間は約4ヶ月、費用はハイブリットクラウンで治したので
当時の費用で
756000円(税込み)でした。
審美矯正のメリット、デメリット
審美矯正のメリットは神経の処置が必要なければ
1〜2ヶ月で治ること、歯を削り仮歯をいれれば
1日で急に見かけの歯並びが変わることです。
ただし痛みが出て神経を取ることになると、もう1〜3ヶ月期間が延びます。
デメリットは
まず、歯を削らないといけないこと。歯の方向によっては神経を取る必要があること。
かぶせは永久に持つものではないので、いずれかぶせのやりかえが必要になり
その際には、また費用がかかることなどです。
審美矯正の流れ
では実際の治療の流れですが、
1、ご相談、検査
2、仮歯用の歯型取り
3、仮歯ができたら歯を削り、仮歯で
歯の方向、大きさを治す。
4.仮歯を調整して、ご希望の形にしていく。
5.歯型をとって、かぶせの製作へ。
6.かぶせをつける。
3〜5の間に神経を取る必要が出た場合には
根の治療が入ります。
神経処置一本につき2万+消費税かかります。
こうした過程を経て、
なんとか12月までには、かぶせがはいりました。
審美矯正は厳密には矯正ではありません。
歯の元々の位置は変わらないので、八重歯の部分は
歯を下に下げると長い歯になるので、歯肉色も使って、
見かけの歯を短く見せました。